
「8小節トラックアワード」開催。俳句のように限られた枠でクリエイティビティを発揮しよう
動画が8小節の音楽に連動するアプリ「ムビート」を運営する株式会社クロスフェーダーと、DJ・CLUB機材専門店である「mikigakkidjs(ミキガッキディージェイズ)」が共同で、「第2回 8小節トラックアワード」を開催中。8小節の楽曲という新しい枠組みを提示し、ショートミュージックという新しい音楽文化を構築することを目指し、コンテストの結果発表後も継続してアーティストを支援しながらともに活動するとのことです。
五・七・五という限られた枠内でクリエイティビティが発揮されてきた俳句のような趣きがある、8小節トラック。TikTokの投稿の長さとも近く、ソーシャルメディアとの相性がよい側面もあります。これを機会に新しいフォーマットに挑戦することで、クリエイターとしての新たな可能性にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
第2回 8小節トラックアワード概要
■応募期間
2021年10月30日(土)〜11月28日(日)23時59分
■受賞者発表
2021年12月19日(日)時間未定
ウェブサイト「8小節トラックアワード」にて(その他メディアでも発表)
URL:https://8bar-music.com
■賞金・賞品
・グランプリ:1名
賞金:10万円
・入賞:3名
有名メーカー音楽機材(Arturia、audio-technica、TASCAM、YAMAHA)
■入賞者特典
賞品、賞金に加えて、発表の場、アーティストの成長に向けた支援を提供
・当社アプリ「ムビート」内にて楽曲を全世界に配信(前回実績100曲)
・8小節トラックアワード サイト内にてアーティストページの作成(前回実績20名)
・入賞曲のコンピレーション・アルバムをリリース(88曲を予定)
・メジャーアーティストによる音楽制作講座の提供
・入賞アーティストによるコミュニティ参加
■応募者特典
応募曲は8小節トラックアワード サイトにて全曲公開
■応募対象
11月28日(日) 23時59分必着
・8小節の音楽であること
・曲の長さは10秒〜30秒まで
・ジャンルは問いません
・ひとりにつき5曲まで応募可
・応募に関してプロ、アマ問いません
・ファイル形式:wav、aiff、mp3など
・サンプリング:パブリックドメインのみ可
・著作権フリーの楽曲を応募してください
(本アワード関連イベントに転載させていただくことがあります)
■応募方法
応募曲をクラウドストレージ(Gigafile便、firestorage、Dropbox、iCloudなど)にアップロードの上、10月30日(土)以降に「8小節トラックアワード」サイトのフォームから応募。
https://forms.gle/54DMH8WY4v96RP7x9
■審査
ミュージシャン、トラックメイカー、サウンドプロデューサー、DJなどとして活躍するアーティストの5氏が応募作品を審査。また、リスナーによる投票も審査の参考になります。
<審査員>
クボタマサヒコ氏(ミュージシャン、DJ、作詞・作曲・編曲、サウンドプロデューサー)
・ロックバンド、BEAT CRUSADERSの元ベーシスト。
・現在はkuhのVo&G、メインコンポーザーとして活動中。
・主宰レーベルCAPTAIN HAUS RECORDINGSと併行し、フリーのディレクターとして主にSony Musicの様々なアーティストのサウンド・メイキングを手掛けている。
OMKT氏(トラックメイカー、サウンドプロデューサー)
・YMOとクラフトワークに出会い電子音の魅力に取り憑かれ、1998年に訪れたイビザでハウスミュージックの洗礼を受けその虜となる。
・NEW WAVE、ROCKをルーツとした選曲と、トラックメーカーとしてのスキルを活かしたセルフエディット曲を織り交ぜるDJスタイルを得意としている。
・COLDPLAY「VivaLa Vida」のハウスカバー、T-REX「20th Century Boy」をサンプリングした「TOMODACHI」等、常に話題となるトラックを制作。
・2011年6月に発表された「REZ (Pray For JAPAN Mix)」はクラブミュージック専門の有料配信サイト【Wasabeat】にて長期に渡り1位を獲得。
・コンピレーションCD「House Nation」や”東京ガールズコレクション”、TVドラマCMへの楽曲提供、プログラマー、アレンジャー、エンジニアとして、そして先日オープンさせた楽曲制作専用スタジオ「STUDIO ATARI(スタジオ アタリ)」ではAbleton社のLiveを使用したトラック制作の講習会を開催。
古川本舗氏(ミュージシャン)
・エレクトロニカ、チルポップ、アコースティック、オルタナティブロック等多岐にわたる音楽性で楽曲制作、MV制作、ジャケット制作など多岐にわたる創作活動をするマルチクリエイターフルカワリョウによる、曲ごとにフィーチャリングするボーカリストを変え、様々な世界観を表現する音楽プロジェクト。1980年生まれ。2009年頃からボーカロイドを使用した楽曲制作で活動を開始 2010年にインターネットカルチャーを中心とした音楽活動をしていたアーティストを集めたレーベル「BALLOOM」の設立に参加。
・1stAL[Alice in Wonderward]をDME/BALLOOMレーベルより発表。カヒミカリィ、野宮真貴など渋谷系を代表するアーティストとコラボレーションを実現する。翌11年にはスペースシャワーミュージックから、Spangle Call LiliLine、空気公団、yeye、advantage Lucyらとコラボレーションを実現した2ndアルバム「ガールフレンド・フロム・キョウト」を発表。
・翌12年にシンガーソングライターのキクチリョウタをメインボーカルに迎えたコンセプトアルバム「SOUP」を発表。収録曲のMV「HOME」では映画監督の岩井俊二を迎えた。
・翌13年、1次キャリアラストアルバムとなるアルバム「Hail against the Burn door」を発表後、活動を終了する。
・自身の音楽制作だけでなく、声優の花澤香菜、シンガーのMEG等への楽曲提供や、ファッションブランド「フラボア」との コラボレーション、岩井俊二監督とのコラボレーションによるMV監督(森七菜「返事はいらない」)等様々な活動を行った。2020年、個人事務所「DONAI paris」を設立。5年の沈黙を破り活動再開。
廣山哲史(RYUKYUDISKO)氏(ミュージシャン)
・沖縄発ダンスミュージックレーベル「RAKUEN RECORDS」主催。「RYUKYUDISKO」、「NEENEE」、「ORIONBEATS」のメンバー。
・オリジナル以外にも、楽曲提供やプロデュース、リミックスやコラボレーションなど、あらゆるジャンルで多数の楽曲を発表。
・DJ・LIVE活動では、FUJI ROCK FESTIVAL、WIRE、ULTRA JAPANなど、多数のフェスや海外のイベントに出演。第6回世界のウチナーンチュ大会ではDJとしては初めてグランドフィナーレの舞台に立つ。
ノボイスキ(Moonbug)氏(トラックメイカー、リミキサー)
・日本におけるマッシュアップの第一人者。
・Starry Sky Yeah Remix : Starry Sky/capsule(中田ヤスタカ)、Technologic/Daft Punk、Ch-Check It Out / Beastie Boys のマッシュアップが代表作。
・ニコニコ動画・YouTubeなどで1,000万再生やランキング1位。ヤフーニュース音楽部門・ナタリーでトップに掲載。
・その結果、メジャーリリースとなるJ-Popのエディットアルバム「REMIX ASSAULT」をソニーミュージックからリリース。
文:Soundmain編集部