
Facebook、オーディオ領域へさらに注力。「音声版Twitter」Soundbitesも
Facebookは、ポッドキャストを含めたオーディオ領域へさらに注力しているようです。
Clubhouse対抗の音声チャット機能「Live Audio Rooms」のグローバル展開が先日発表されたほか、短いオーディオクリップを共有できる“音声版Twitter”「Soundbites」も米国でスタートしました。また、これらやポッドキャストを含めたオーディオ機能に一箇所からアクセスできる「オーディオハブ」も新たに公開されています。
「Live Audio Rooms」は、ルームを作成することにより音声チャットができる機能で、ユーザーは手を挙げて会話に参加したり(「挙手」ツール)、チャット内で「リアクション」を使ったりすることができるほか、投げ銭機能である「スター」にも対応しています。
またFacebookが培ってきたAI技術により、自動でノイズや周囲の音を除去し、クリアな音声で会話をすることができるとのこと。
「Soundbites」は気軽に人とつながれる音声コンテンツで、ジョークや詩、ちょっとした洞察、逸話などが投稿され、それらがアルゴリズムによってフィードとして提供されます。まさに音声版Twitter(あるいはTikTok)ですね。
「オーディオハブ」では、ユーザーがフォローしているクリエイターのコンテンツがハイライト表示されるほか、人気のあるオーディオクリエイターのコンテンツなどが表示されます。
Facebookでのポッドキャストのサポートは2021年春にスタートしており、Facebookアプリを離れずにPodcastを聞くことができます(現在は米国のみ)。
Facebookはビジネス目的で使うユーザーも多いため、クリエイター同士の横のつながりだけでなく、音声を通じて企業家やビジネスマンと幅広い交流ができるようになれば面白いですね。
文: 三嶋 直道(PIANO FLAVA)
【参考サイト】
Facebook adds audio hub, expands live rooms, ‘audio Twitter’ app Soundbites – Hypebot
https://www.hypebot.com/hypebot/2021/10/facebook-adds-audio-hub-expands-live-rooms-audio-twitter-app-soundbites.html