
Clubhouseが日本のクリエイター向けに収益化の仕組みを提供予定と発表
今年1月に日本でもベータ版が公開され、大きな注目を集めた音声SNS「Clubhouse」が、先月末、日本のメディア関係者向けに発表会を開催。プラットフォームの日本語ローカライズと日本のクリエイターの収益化をサポートする仕組みを導入することを明らかにしました。
Clubhouseによると、1ユーザーのClubhouse平均利用時間は、全世界では70分/日となりますが、日本では113分/日と高いことから、Clubhouseは日本を「優先順位の高い重要な国の1つ」と述べています。
日本語ローカライズと日本のクリエイター向けの収益化の仕組みは、年末に導入される予定で、日本語ローカライズが行われるとアプリのUI、ガイドライン、カスタマーサービス、通知など、全てが日本語化します。
また、収益化については、すでにアメリカで導入している投げ銭、ルームやクラブのサブスクリプション登録、ルームに入るときの支払いの3つを検討中とのことです。
Clubhouseでは現在、音楽も人気カテゴリのひとつになっており、空間オーディオを導入するなどして、高音質化にも投資しています。
さらに最近では、国境を越えてルームに集まり音楽を作るミュージシャンや海外では20分ほどルームを開けただけで何百ドルと投げ銭で稼ぐミュージシャンもすでに存在していることから、現在は音楽クリエイターとの親和性も高まっていることが伺えます。
プラットフォームの日本語化と日本のクリエイターに収益化の仕組みが提供されることで、今後は日本でも、Clubhouseのルームを収益化することに成功する音楽クリエイターが登場することになるのでしょうか? 気になるところです。
【参考サイト】
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2110/01/news123.html
文:Soundmain編集部