
Ableton「Live 11.1」のベータテストが開始! M1 Macネイティブ対応や新デバイス追加
今年2月にリリースされたAbletonのDAW「Live 11」の最新バージョンとなる「Live 11.1」のベータテストが開始されました。
今回のアップデートで最も注目したいのは、Appleシリコン・M1チップ搭載Macへのネイティブ対応が発表されたこと。これまでM1チップ搭載Macユーザーは、別途コンバーターなどを経由させてLive 11を使うことを余儀なくされていましたが、今後はその必要がなくなります。
デバイス面では、既存デバイスの「Frequency Shifter」が「Shifter」に名称変更され、リアルタイムで単音のピッチを変化させる新しいモードやディレイ、エンベロープ、LFO、グライドといったパラメータが加わったほか、音声信号や制御信号などの遅延補正ができる「Align Delay」とモジュレーション・データを生成する「MIDI Shaper」の2つのMax for Liveデバイスも追加されています。
そのほかに機能面ではLive 11の目玉機能のひとつだったコンピング機能の強化やマルチクリップ編集の操作性の向上が図られています。
「Live 11.1」のベータテストには、「Live 11」のライセンスを持つユーザーであれば誰でも参加することができます。正式リリースの前にいち早く新機能を試してみてはいかがでしょうか?
アップデートの詳細やベータテストの紹介はAbletonの公式サイトでご確認ください。
Ableton「Live 11.1 beta」
https://www.ableton.com/ja/blog/live-111-apple-silicon-support-now-in-public-beta/
文:Soundmain編集部