
無料プラグインのコンペティション「KVR Developer Challenge」が今年も開催
主にプラグインに関する情報を取り扱う音楽機材情報サイトのKVRが、無料プラグインのコンペティション「KVR Developer Challenge 2021」を開催中です。
KVR Developer Challengeは、2006年から2~3年毎に開催されており、8度目の開催となる今回もソフトシンセ、エフェクトなど全部で37の無料プラグインがエントリーされています。
音楽クリエイターは、プラグイン開発者によって出品された無料プラグインを実際にダウンロードして、試しに使った後にその評価を1~5段階で投票することができます(投票にはKVRのメンバー登録が必要です)。
コンペティションの優勝者は投票によって選出されますが、最も多くの票を獲得したWindows向けプラグイン開発者、Mac向けプラグイン開発者など成績上位のプラグイン開発者のための5つの賞金も用意されています。賞金は、KVRが募っているユーザーからのコンペティションのための寄付金から拠出されます。
投票期限は7月31日までとなっており、結果発表は8月3日に行われる予定です。
今回のコンペティションでエントリーされているプラグインのうち、エフェクト系プラグインでは、サイドチェーンコンプレッションをシュミレートしたエフェクター「STFU」、グリッチ系で使えそうな金属的な音やデジタルノイズ音に加工できるレゾネーター「FKFX Influx」といったものがありました。
また、ソフトシンセでは音楽クリエイターの間で人気の「Serum」に代表されるウェーブテーブルシンセタイプの「WhispAir」や、思いもよらないテクスチャーを生み出すグラニュラーシンセタイプの「Emergence」などもエントリーされています。
新たに追加プラグインをお探しの音楽クリエイターは、KVRサイト内の「KVR Developer Challenge 2021」特設ページをチェックして、お気に入りにのプラグインに投票してみてはいかがでしょうか?
KVR Developer Challenge 2021
https://www.kvraudio.com/kvr-developer-challenge/2021/