
無料で使えるファンク、ソウル、ディスコのブレイクビーツ集「Drum Breaks Collection」に注目
ヒップホップを始め、ドラムンベース、ハウス、テクノ、ビッグビート、ボルチモアブレイクスなど多くのエレクトロミュージックの名曲では、これまでに多数のブレイクビーツがサンプリングされてきました。
ブレイクビーツとは、主に60年代〜80年代のソウルやファンク、ジャズ、ディスコなどの曲中のブレイクで使われるドラム演奏のフレーズのこと(もしくはそれをサンプリングしたもの)を指し、James Brown「Funky Drummer」、Lyn Collins「Think(About It)」、Kool & the Gang「N.T」などはブレイクビーツの定番曲として広く知られています。
ブレイクビーツの中にはThe Winstons「Amen Brother」のようにヒップホップからジャングル、ドラムンベースなど幅広いジャンルでサンプリングされたものもあれば、Bob James「Take Me To The Mardi Gras」のようにヒップホップの大定番サンプリングネタになっているものもあります。
現在、無料配布中のOrange Free Sounds「Drum Breaks Collection」には、オールドスクールなヒップホップやハウス、ニューディスコのようなダンストラック、ドラムンベース、ビッグビートのようなアグレッシヴなビートミュージックの制作時に即戦力となる、60年代〜80年代のファンク、ソウル、ディスコ曲からサンプリングした30個のブレイクビーツが収録されています。
これらのブレイクビーツはサンプラーやDAWでループさせて使うだけでなく、スライス(ループ音源から好みの部分を抽出して使用すること。ドラムループからキックやスネアの音色を抽出する使い方が一般的)して自分好みのビートを再構築するのにも最適です。
ぜひ、この機会にブレイクビーツを取り入れた楽曲を制作してみてはいかがでしょうか?
Orange Free Sounds「Drum Breaks Collection」
https://orangefreesounds.com/drum-breaks-collection/