
ビジュアルシンセ「VS」に注目、SNS用のプロモ動画も手軽に作成可能
クラブのVJやライブでのプロジェクションマッピングなど、映像による視覚効果はライブ体験により深い没入感をもたらします。
そのため、近年は映像と音によるA/V(オーディオ・ビジュアル)ライブに取り組むアーティストも増えています。
A/Vライブでは、音だけなく映像が加わることで、よりコンセプチュアルな表現ができるため、アーティストも自分が表現した世界観をより明確にファンに届けることができます。
しかし、A/Vライブをやってみたくても映像までは手が回らないというアーティストも中にはいるはず。
そんな人におすすめしたいのが、Imaginandoが開発したビジュアルシンセサイザーソフトの「VS」です。
VSには、最大8つまで同時使用できる50種類のプリセット映像素材が用意されており、ユーザーはそれらの素材を合成することで新たな映像を作り出すことができます。作った映像は、搭載されている4つのLFOと2つのエンベロープジェネレーターを使用することで加工したり、ユーザーが用意した別の映像のレイヤーとして重ねたりすることができます。
また、VSはスタンドアローンで動作するだけでなく、DAWのプラグインとしても使用できます。MIDIキーボードなどにマッピングすれば、DAWでVSをコントロールしながら、自分1人でも簡単に映像と音がシンクロしたA/Vライブが可能になります。
VSではシンプルな操作で手軽にファンの目を引く映像が作ることができるので、TikTokやYouTube用のプロモーション動画やライブ配信にも活用できそうですね。
VSは現在、Mac/Windows版が49.50ユーロのトライアル価格で販売中。AUv3に対応したiPad版も9.99ドルで販売されています。
Imaginando「VS」
https://www.imaginando.pt/media/introducing-vs-visual-synthesizer