2021.06.16

Appleが空間オーディオ対応ワイヤレスイヤフォン「Beats Studio Buds」を発売

Appleが傘下のオーディオブランド・Beats by Dr. Dreより、ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載の完全ワイヤレスイヤフォン「Beats Studio Buds」発売を発表しました。

「ブラック」「ホワイト」「Beatsレッド」の3色展開で今夏発売予定(海外では6月24日発売予定)のBeats Studio Budsは、Beatsブランド初のANC搭載モデル。

外部音取り込みモードのほか、IPX4相当の防水機能、AppleおよびAndroidデバイスとのペアリング、Appleの音声アシスタント「Siri」によるハンズフリー起動など多くの機能が搭載されています。

バッテリー駆動時間については、最大8時間の再生が可能で、2回分の充電が可能なポケットサイズの充電ケースを使用すると、合計で最大24時間再生することができます。バッテリー残量が少なくなっても、Fast Fuel機能(急速充電機能)により5分の充電で最大1時間再生できます。

またBeats Studio Budsは、Appleが今月より提供を開始したApple Musicの空間オーディオに対応しながらも、既存の空間オーディオ対応ワイヤレスイヤフォンの「Air Pods」よりも安価な1万7800円(税込)で購入できることも大きな特徴です。

空間オーディオに関しては、今年後半に発売予定のAppleのDAW「Logic Pro」の次期モデルに空間オーディオ制作用のオーサリングツール導入が決定していることから、音楽クリエイターの間でも注目が高まっています。

「空間オーディオをその耳で確かめてみたいけど、まだ対応モデルを持っていない……」という音楽クリエイターにとっても、お手頃価格で購入できるBeats Studio Buds。“空間オーディオ入門”にはまさにぴったりなモデルではないでしょうか?

【参考サイト】
https://www.beatsbydre.com/jp/earphones/studio-buds?sku=MJ503
https://www.musictech.net/news/gear/beats-studio-buds-official-release/

画像:https://flic.kr/p/NVToxJ