2021.05.31

無料ソフトシンセ「808 Bass Module 4 Lite」に注目。トラップやK-POPライクなベースサウンド制作に

今やヒップホップきっての人気ジャンルであるだけでなく、K-POPなどのヒットチャートを賑わすポップスでも取り入れられることが多いトラップ。その象徴的な要素のひとつといえば、Rolandのビンテージドラムマシン「TR-808」のバスドラムから作られる極太のベースサウンドです。

トラップの人気やタイプビートの流行による需要の高まりから、今ではTR-808系のサンプルを加工したり、シンセを使って作る808ベースのTipsは、ネット上に数多く公開されています。

しかし、DTMを始めたばかりの初心者の場合は、実際にTipsを参考にしても、自分がイメージするような重低音が鳴るベースサウンドにならないということもあるはず。そんな人におすすめしたいのがElectronik Sound Labの「808 Bass Module 4 Lite」です。

808 Bass Module 4 Liteは、Mac/Windowsで利用できる808ベースに特化した無料のソフトシンセ(AU/VST対応)。あらかじめ用意された15個のプリセットを使うことで、誰でも気軽に重低音が響く808ベースサウンドを取り入れた楽曲を作ることができます。

また、搭載されているADSRエンベロープ、フィルター、ディストーション、モジュレーション用のLFO、グライドコントロールなどを使って、プリセットのサウンドを調整しながら、より自分好みのサウンドに仕上げていくことも可能です。

さらにより多くのプリセットを使いたいユーザー向けに、318個のプリセットと1GBのライブラリを搭載したフルバージョンやダブステップ、ドラムンベース、グライムなどのベースミュージックにも最適な150個の追加プリセットを収録した「808 Dynamite」も用意されています。

フルバージョンの808 Bass Module 4と808 Dynamiteは有料ですが、この2つをセットにしたお得なバンドルセットも25ユーロ/約3344円で販売されています(日本からでも購入可能です)。

まずは試しに無料版の808 Bass Module 4 Liteをダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

808 Bass Module 4 Lite
https://electroniksoundlab.com/808-bass-module-4-lite/

【参考サイト】
https://electroniksoundlab.com/808-bass-module-4-lite/
https://electroniksoundlab.com/808-bundle-2/