
Mitsuki インタビュー “かわいくてエッジー”なビートメイク術 たかやん、堂村璃羽らを手掛ける若手プロデューサー
連載企画【エッジーなエレクトロニック・サウンドを求めて】。 この連載では、エレクトロニック・ミュージックシーンの先端で刺激的なサウンドを探求するアーティストにインタビューし、そのサウンド作りの心得やテクニックを明らかにしていく。
第15回のインタビューに登場するのはMitsuki。2012年より音楽制作を始め、トラックメイクの大会2つに出場・入賞するなどを経て、2020年から現名義での活動を開始。以降、ヒップホップからハイパーポップまで様々なタイプビートを制作してきたが、2021年からはシンガー/ラッパーであるたかやんのオリジナル楽曲を手掛けるプロデューサーとして活躍する。Mitsukiにより制作された「らぶびーむ!!」はTikTokを中心にバイラルヒットを果たした。
筆者は以前たかやんに関する論考を書いたことがあるが、その際にはビートという観点からの考察が抜け落ちていた。しかし実際に筆者がこのアーティストに強く惹かれたのは、「しゅきぴどりる!」や「つよくてかわいい!」といった楽曲で時代の先端をいくビートスタイルを採っていたことだった。
それらをプロデュースするMitsukiの手腕は、USで流行するビートに日本的な磁力をもつ“Kawaii”エッセンスを織り交ぜる点に現れている、と筆者は感じる。このような個人的な関心によりインタビューが実現したが、話を通じて明らかになるのは、ある種の職人的な手さばきだった。
本稿ではそんなMitsukiに、これまでのキャリアやタイプビート文化について、また今回のために2日で制作したというデモトラックをもとに、Mitsuki流の“かわいくてエッジー”なビートメイク術を伺った。
生活の中のDTM
まず、DTMを始めたきっかけについて教えてください。
中学生の時にYouTubeで見た、iPadのGarageBandでドラミングをするような動画に触発されて、もう13年くらい前なのでどの動画か覚えてはいないんですけど、それでiPadを購入したんです。そうしたらドラムを叩くだけじゃなくて、音楽制作の方にも関心が出てきて。
それ以前から音楽に関心があったのでしょうか?
実はほとんどなかったんですよね。作るということも全然考えていなくて。音楽を聴くといってもJ-POPとか、あとはゲーム音楽とか。当時『モンスターハンター』が流行っていたので、そういうBGMを好んで聞いていたような記憶があります。
むしろ音楽を作り始めてからアーティストに興味を持ち始めて。当時はEDMが全盛の時代だったので、ZeddやSkrillexに惹かれていました。ずっと長く聴いていて、特に影響を受けたのはVitual Riotです。ドラムのサウンドがすごく綺麗で、すごく参考にしている部分があります。
それで主にEDMを作っていたんですけど、DTM自体は14歳くらいの時に始めたので、それから7、8年はずっと自分で作って、自分で聴くということに終始していたんですよね。まあ、たまに友達の誕生日祝いでふざけた感じの曲を作るとか、そういうことはあったんですけど(笑)。
7,8年も作って、発表もせずに……?
そうですね、ずっと習慣的に(笑)。今は防音設備のある部屋で制作しているんですけど、それ以前はラップトップとヘッドフォンだけで、たとえば学校の行き帰りの途中とか、マクドナルドやスターバックスに寄って音楽を作って。それをしないと気持ち悪いというか、ただ作り続けることが楽しくて、それを続けていたら習慣になっていて……たしかに最近では人からの評価がモチベーションになり始めてきたところがあるんですけど。突き詰めると、習慣になってやめられなくなったっていう(笑)。
モチベーションとかも関係なく、作ることが目的化していた。
強いて挙げるとすれば、何か新しい制作方法を見つける楽しさはありましたね。たとえば、Future Bassというジャンルについて、誰かの曲を聴いてではなくて、チュートリアル動画を見て初めて知る、というような。サンプルパックメーカーのCymaticsがあげているYouTube動画から、「SERUMのシンセを分厚くしてLFOでワンワンさせる音楽なんだ、じゃあ作ってみよう」というような感じで。
もちろん自分で作りはじめると、そのジャンルのアーティストを調べて実際に好きになるし、チュートリアルだけでは取り入れられない要素も多くあると思います。ただ、チュートリアルが入り口になっていたようなところはありますね。
特に参考にしたチュートリアルはありますか?
Cymaticsもそうですが、Ableton Liveを使っているのでMr.Billは今でも参考にします。「こんな使い方があるんだ!」とハッとさせられるような。それからKenny Beatsのライブストリーミングなど、海外アーティストの制作風景の切り抜き動画などもよく見ます。とはいえ、スポーツでもそうなんですが、やっぱり自分で手を動かしていくうちに覚えていったことが多いですね。
それから初めて楽曲を発表するようになるのには、どういった経緯があったのでしょうか?
大学生の頃、せっかくなら外に出してみよう、どうせなら結果として何か残せたらいいなと思って、大会に出てみたんです。ひとつは「raise」というイベントで、もうひとつはオタイレコードさんが主催する「ビートグランプリ CLASH」。ビートバトルじゃないですけど、トラックメーカーがお互いのトラックを流し合ってどれだけ観客の方を盛り上げたかとか、審査員の方の評価をもらえたかで勝敗が決まる、いわゆるラップバトルのビート版みたいな大会で。この時は別の名義で活動していたんですけど、どちらも入賞することができて。
大会を通して印象に残っているのが、in the blue shirtsさんと出会ったことでした。今でこそ自分の楽曲で多用しているんですけど、ボーカルチョップの手法に驚いて。こんな風にボーカルを切り刻んでいいのか、と。当時、自分の楽曲はFuture Bassに近いものだったんですけど、ボーカルを入れるという発想もなかったんです。
タイプビートメイカーからプロデューサーへ
その後、2020年頃からタイプビートの投稿をされています。その経緯について教えてください。
「ビートグランプリ CLASH」を運営されている方に、君のビートはサウンドバランスがいいから、そこを活かせるといいよね、というようなアドバイスをいただいて。バランスがいいなら、そこに足りないものは究極的にはボーカルなんじゃないかと考えたんです。
それなら歌が乗せられるようなものを作ってみようと。当時はタイプビートがかなり注目されていた時期で、大ヒットしたDesiignerの「Panda」がタイプビートで作られているとか、そういった話を知って興味を持って。
タイプビートに本腰を入れたのは、ちょうどコロナウィルスの外出自粛がきっかけです。それまで大学院で生命科学関係の研究をしていたんですけど、ほとんど毎日研究室に行って実験して……という生活をしていて、音楽から少し離れていたんです。自宅待機でせっかく時間ができたから音楽制作を再開しよう、どうせなら誰かのために作るようなもので、自分の音楽に経済的な価値を持たせたい、という気持ちも出てきて。タイプビートは出せば出すほど資産として貯まっていきますから。
始めるにあたって参考にしたのは、「GC Beats」というタイプビートのチャンネルです。SHISEというアーティストの「そよ風」のビートになっているものが有名ですね。あとはポップ系のタイプビートを作るようなビートメイカーの中から、mantraとかPacificとか、すごい再生回数を叩き出していたような方を参考にしました。
なるほど、それから現在のMitsuki名義での活動が始まるわけですね。ところで、2020年というとタイプビートも飽和してきた時期なんじゃないかと想像するのですが。
まさしくその通りで、特にトラップ系を中心に、ヒップホップのビートは作ってもなかなか伸びなかったですね。だから、タイプビートとしてはまだまだ少なかったジャンルをアップしていくようになりました。自分のチャンネルで一番再生されているのはFuture Bass系とポップ系なんです。あとはhyperpop系のものも出してみたけど、それはうまくいかなかった(笑)。
試行錯誤して数字を確認しながら、制作の方向を定めていたと。
始めた当初はYouTubeのアナリティクスを毎日見て、「再生されないなー、今日もダメだー」って(笑)。そういうことを繰り返して……でも、ただそれが楽しかったんですよね。数字として何か目に見える指標がある状況って、今までに経験したことがなかったんです。数ヶ月経って、やっと初めて1曲売れて。15ドルくらいだったんですけど、「やったー!」っていうような気持ちで(笑)。
これまでベースミュージックを主に制作されてきたのに対して、新たに始めたビート制作はアプローチも異なると思うのですが、いかがでしょう?
たしかに、自分の曲はEDMから着想を得ていることが多いかもしれません。それこそドラム周りのサンプルは、Spliceの中でもダブステップとラベリングされたものを使うことがあります。メロディやウワモノの楽器に関しては、作るうちに身に着けていったように思います。
タイプビートの制作と地続きに、たかやんさんとのコラボレーションが始まります。その経緯について教えてください。
当時、YouTubeで自分のビートの再生回数が急に伸び始めたんです。それで再生リソースを調べたら、どうやらたかやんという方がプレイリストに入れてめっちゃ聴いてくれているらしいと。それと同時にビートを購入していただいて、というのが最初の出会いでした。「どんな君でも愛してる」、「君なりにイキればいい」という曲で使ってもらいました。
そんな経緯でDMのやりとりをするようになって、サンプルの問題で配信停止されていた過去曲のリメイクに携わることになります。TikTokで大流行した「手首からマンゴー」や「やだ。」、「おしぴがしゅき」といった楽曲です。これまで販売するためのビートを作っていたこともあり、自分はクリアランスに関しても注意深くチェックするほうなので適任だったというか。それに加えて、音楽的にもレベルアップして復活させましょうとデモトラックを送ってみたら、いい反応をいただけて。
それから2021年の10月、オリジナル楽曲のご依頼もいただくようになって。最初は「らいふいずあびっち!」という曲から、現在に至るまでたかやんさんのビートを作っています。
Mitsuki流“かわいくてエッジー”なビートのレシピ
では最近の音作りについて伺っていきたいです。DrillやPhonk、Rageなど流行のビートの文法を用いつつ、たかやんさんの作品世界を擁立しているのが、Kawaii Future Bassのようなデフォルメ的なサウンドメイクにあると感じました。先ほどもFuture Bassのお話がありましたが、音作りに関してこだわっている点などありますか?
自分はずっと手を動かして作ってきたタイプで、今回も喋るより作っちゃったほうが早いなと思って。ここ最近使った手法をまとめた簡単なデモトラックを制作したので、まずは完成形から聞いていただければ。
本当ですか、ありがとうございます! なんだか往年のFuture Bassのテンションを感じつつ、確実にたかやん楽曲のエッセンスがありますね。
これをトラックごとに書き出したので、それぞれ説明させていただけたらと思います。続けてどうぞ。
リリースカットの手法は多くのプロデューサーさんも使われていると思うのですが、自分はカリンバや木琴といったオーガニックなワンショットサンプルのリリースをカットして、たとえばトラップのハイハットのように「ツツツツ」と、フィルのような感じで入れるということを頻繁にやっています。

これは……めっちゃたかやん楽曲ですね!!
はい(笑)。リリースカットした楽器は、全部ではないですが多くの楽曲で使っていて。たかやんさんの曲ですと「らいふいずあびっち!」や「ばにらぶ!」、あとピアノを使ったものでわかりやすいのは「天国さん」ですね。
それから次がシンセです。聴いてみてください。
自分が意識していることとして、レイヤリングの手法があります。これはコードやメロディと関係なく、たとえばマレット系のサンプルに、または録音したギターに、ほかにもダブステップ系のハイが効いたスネアなどにシンセや楽器を被せるという手法なんですが、音に厚みや広がりが生まれるので多用しています。

たかやんさんの楽曲なら「生きていい」のイントロだと分かりやすいかもしれません。ほかには、VTuberの暖日いなさんの「君とのキスで息をする」でもレイヤリングのシンセをリードとして使っています。
シンセについて、音色が気になりました。「らぶびーむ!!」など顕著ですが、多幸感のある太いシンセ……妥当な表現かわかりませんが、アニメチックというか、電波ソング的な音色だなと感じます。
ユーロビートじゃないですけど、トランス感のある強いシンセを使いつつ、でもリードが激しすぎるとどうしても可愛さが失われてしまうので、柔らかくなるように心がけていますね。自分の曲だとボーカルを乗せることが前提になるので、なるべく邪魔にならないように、左右への広がりをもったままハイが際立って、中央にスペースが空けられる音色となったらこれだなって。
なるほど、結果的にたどり着いたという。
自分が好きなだけかもしれないですけどね。続いて、3番目の音源もどうぞ。
これは先ほど申し上げた、タイプビートの制作時からよく用いている手法です。Spliceにあるような既存のボーカルのサンプルを切り刻んでもいいし、あとSpliceにはChopと名付けられたサンプルもあって、それをそのまま使いつつ、エフェクトをかけるケースもありますね。Ableton Liveだと切り刻んだクリップに簡単にフェードを加えることができるので、そうするとブツブツした不快なノイズを減らせます。

最近ではたかやんさんの「らぶびーむ!!」、堂村璃羽さんの「4月1日」でボーカルチョップを使っています。エモーショナルな雰囲気を演出する手法としてよく用いています。
先ほどin the blue shirtsさんの名前も挙がりましたが、今では頻繁に使われていると。
では最後の音源で、ドラムと808ですね。一度聴いてみてください。
ドラムに関しては今もずっと試行錯誤していて。最近ではシンバルなどに、レシオを最大、アタックとリリースの速度を最短にしたサイドチェインコンプレッサーをかけるという処理をすることがあります。一般的には他の楽器と被らないように使うものですが、たとえばキックと重なるハイハットに、あえて0.01秒と最短で歪みがかったような過剰なサイドチェインコンプレッサーをかける。そうするとキックとハイハットが同時に鳴っているというより、キックの一部にハイハットが取り込まれたような音になるんです。

こうすると、昨今のhyperpopやPhonkにみられる、過剰にクリッパーをかけたような音を部分的に取り入れることができて。全部取り入れちゃうとポップな曲としては激しすぎるので、その塩梅は調整しつつ、試行錯誤しています。こうした処理はたかやんさんの「なえぴ」や「すきになれ!」といった曲で用いています。
Phonk曲が出た時には驚きました。
Phonk、最近流行っているのはハウス系のDrift Phonkですけど、Kordhellの音などを参考にしていますね。こういう歪みとか、マキシマイザーで持ち上げた音割れってポップス的にはダメとされることが多いと思いますが、インターネット由来のアーティストが作る、そんなことを気にせずガンガン音圧を上げたサウンドは、やっぱりリスナー体験として楽しいです。音楽に正解なんてないなって、聴きながら、作りながら感じています。
ちなみに制作環境について教えていただけますか?
自宅ではデスクトップのMac miniを、外出時はMacBookProを使っています。DAWはAbleton Liveで、オーディオインターフェースはAPOGEEのDuet 3という持ち運びできるタイプのものを使っています。こだわっている点としては、外出時はBOSEのヘッドフォンを、自宅ではDT990PROを使うといったように、制作環境が変わることがあるので、常にフラットな音響で聴けるようにSoundIDのReferenceというヘッドフォンの音域特性を補正するプラグインを使用しています。
それと最近は録音技術が身についてきたこともあって、ギターを弾いて録音することが多いです。YAMAHAのVariaxというちょっと特殊なギターなんですが、いろんな年代の音色を出せたり種類を変えれたりするというもので。ノイズが少ないのも気に入っている点ですね。
DAWを前に“降りてくる”自分
様々なビートを制作するのに、ヒップホップ的なダーティさ、ルーズさを払拭したクリアなプロダクトとして仕上げつつも、ここまで仰ったような工夫で少なからずエグみを残しているのが興味深いなと感じました。プロデューサーとしてどのような姿勢でありたいか、といったことを伺いたいです。
自分はあくまでトラックメイカーなので、やっぱり、ボーカルを包み込むようなサウンドが終着点にあります。左右に音を振り分けて中央に空間を用意しつつ、かつエッジの効いた音を加えつつ、可愛らしさを加えていくと、だんだん自分らしさが現れていくんじゃないかと。
でも、プロデューサーとして何かを作っているという実感って、あんまり考えたことがないかもしれない……。向き合っていないということではなくて、最初にお話したように、自分にとって音楽を作ることは習慣のようなもので、作っている間はモードに入り込んで、全然別の人が降りてくるような感覚が……こんなこと言うとヤバい人みたいですけど(笑)。
たとえば、新しい音楽の作り方をインプットをしている自分がいて、その自分からのパスを受ける、制作する職人的な自分がいて、というような。「お願いします」って渡してみると、「気づいたらできてた!」みたいな(笑)。
さながら自動筆記のような(笑)。
今は音楽一本で生活しているんですけど、もともと自分はIT系の会社に勤めていて、その業界だと仕様書というものがあって。たとえば、たかやんさんや堂村さんのような方からいただいた仕様書をもとに、普段から集めているアイディアやテクニックを整理して、職人としての自分にモードを切り替えて作るというような形ですかね。
なるほど。ちなみに、作った曲がバズを引き起こしたことがあるMitsukiさんにこそお伺いしたいこともあるのですがいいですか? 先日、とある方が「TikTokでバズる曲の特徴」として、「歌いやすく覚えやすいメロディ」や「韻や繰り返しフレーズ」、「レイヤーは少なくシンプルに」といった項目が挙げられているマーケティング系の書籍をやや批判的に指摘していて。いかにも状況を単純化した上で“ウケてる”クリエイターを批難しているように見えて、モヤモヤしたところがあるのですが……実際に、たかやんさんのような若い世代に支持されるポップシンガーをクライアントとして曲を作っていらっしゃるMitsukiさんからすると、こうした意見についてどのように思われますか?
自分はアナリストじゃないので断定的なことは言いにくいんですけど、思う範囲で答えるなら、たとえばタイプビートのような一定したコード進行にメロディを乗せるとなると、複雑にはしにくいですよね。ビート自体が気持ちよく歌を乗せられるように作られるわけですから。
それと「レイヤーは少なくシンプルに」については、自分もたしかに、トラックが50個に満たないことが多いです。これに関しては、プラグインやサンプル自体のクオリティがすごく向上しているというのが一因にあるのかなと。自分もドラムなどをSpliceで探すと、コシがあって太さがあって「これだけでいいな」って思えるような、レイヤリングの必要のない音源に出会えます。ひとつひとつの音がリッチな音源が増えているんですよね。制作の現場がすごく作りやすくなっているから、結果的に使用されるトラック自体が減っているというのはあるかもしれません。
制作側の環境の変化という観点は大変参考になります。それでは最後に、今後の展望について何かあれば。
毎日音楽を作っているような生活を送ることができている今、本当に幸せで、それを今後も続けられたらいいなと思います。朝起きて音楽を作って、昼は近くのパン屋さんに行って、パン食べながら本を読んで、帰ったら曲作って、飽きたらパソコンとヘッドフォンを持ってカフェに行って……という生活なので、なんだか自分の活動についてこうして話すのも新鮮です。今週初めての会話かもしれない(笑)。
以前は大会に出ることもありましたが、本当は人見知りなので(笑)、フロントマンというよりは作品の一部として今たかやんさんと関わっているような立ち位置が理想的です。少なくともMitsukiという名義ではどなたかのプロデュースをしたいですね……もしかしたら、ひっそり別の名義でソロ楽曲を作ることもあるかもしれませんが。
なので、たかやんさんと共同制作をしていく中でさらにリリースを重ねていって、新しいジャンルをキャッチアップしながら、プロデューサー・Mitsukiとしてのサウンドを確立していきたいです。
今後のご活躍を楽しみにしております。本日はありがとうございました!
取材・文:namahoge(@namahoge_f)
Mitsuki プロフィール
2012年ごろから音楽制作を開始し、2020年からYouTube上にタイプビートの投稿を始め、現在は様々なジャンルの楽曲をシンガーやラッパーに提供している。
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