
ChatGPTを音楽制作に活用する方法3選! 実際に試してみた
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昨年11月の公開後、日本でも「ChatGPT」が大きな話題になっています。
ChatGPTは、OpenAIが開発したAIテクノロジーを活用した自然言語処理ツールであり、人間を相手にしているときと同じような会話を可能にするなどの機能を備えたチャットボット。
OpenAIによると、ChatGPTでは、人間のフィードバックを反映させた強化学習(RLHF)を使用してAIの訓練が行われています。その過程では人間のAIトレーナーたちがユーザーとAIアシスタントの両方の役割を演じながら会話して、学習データを作成しており、それがChatGPTに提供されているとのことです。
ChatGPTは、ユーザーが入力した簡単な質問に答えることができるほか、特定のキーワードを入力すれば、それに応じて商品名やそのコピーを作ったり、レストランのレビューやエッセイを作成したり、難解な文章や人物の歴史の要約などもできます。またAIアートのプロンプトを作成したり、コードを作成するといったこともでき、さまざまなユースケースが考えられます。
では、そんなChatGPTはどのように音楽制作に活用できるのでしょうか? 以下は筆者が実際に試してみた、代表的な3つの活用例です。
作詞
音楽制作におけるChatGPTの活用例のひとつは歌詞の作成です。タイトルやテーマを指定することで歌詞を作成することができます。この場合、ChatGPTに入力するプロンプトには次のようなものがあります。
プロンプト例:
“テーマ”について[アーティスト]の歌詞を書いてください”
“[アーティスト]のスタイルで”トピック”について歌詞の一節を書いてください”
“○○というタイトルの曲の歌詞を書いてください”

作曲
ChatGPTを使ってメロディーやコード進行を生成したり、楽曲全体を生成することができます。ただし、ChatGPTはテキストベースのモデルなので、スタイル、楽器編成、テンポなど、かなり具体的な情報を入力する必要があります。

またタブの一覧が掲載されているサイトを参考にギタータブをChatGPTに送り、「このギターパターンの続きを作ってください」といったプロンプトを入力すると、既存の音楽パートを拡張することもできます。

音楽生成
ChatGPTに特定のアーティストやバンドのスタイルを指定して作曲することができます。例えば、”ビートルズがよく使うスケールでコード進行を4小節分作成してください”というプロンプトを入力するとその内容に応じたコード進行が表示されます。

こういった形でChatGPTを活用しながら、自分の音楽制作のアイデアを膨らませていくことで、効率的に音楽制作を進めていける可能性があります。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
文:Jun Fukunaga