
AIを活用してユニークなドラムサンプルを無限に生成できるプラグイン「Emergent Drums」が登場
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プラグインメーカーのAudialabが、AIを活用することでユニークなドラムサンプルを無限に生成できるプラグイン「Emergent Drums」を公開しました。
AIに既存の様々なサウンドを機械学習させたシステムを搭載したEmergent Drumsでは、ゼロから新しいロイヤリティフリーのオリジナルドラムサンプルを作成することが可能です。
Emergent DrumsのGUIは、キック、スネア、クラップ、ハイハットなど一般的なドラムパートのほか、タムやグリッチ、ノイズベースのパーカッシブサウンドなど、12個のドラムパッドを中心に構成されています。ユーザーはボタンの上にあるスライダーを使用して、生成するサンプルを「以前のサンプルに少しだけ似たものにする」か、もしくは「全く別のサンプルをランダムに生成する」かのどちらかを選択できます。また、「Generate」ボタンを押すことで再生成も可能です。
生成されたサンプルは、個別のエンベロープやプラグインに内蔵されているフィルター、ピッチ、パンを操作して加工できるため、ユーザーはパンチの効いたクラップやリムショット、グリッチなパーカッション、ノイズサンプル、硬質なハイハットといったドラムサンプルを独自に作り出すことができます。
Emergent Drumsは現在、Audialabの公式サイトから149ドルで購入するか、もしくは15ドルで24時間使用できる1日パスを購入することで使用できます。
ちなみにEmergent Drumsを実際に使用したmusicladerのレビューによると、生成されるドラムサンプルはデジタル的で硬く粗い質感のものになりやすい傾向があるとのこと。
その点を踏まえて考えると、Emergent Drumsは、オーガニックな生音系の音楽よりもグリッチやIDMなどマシーンライクな音楽の制作に向いていると言えそうです。
そういったジャンルの音楽を独自に生成したドラムサンプルを使って作ってみたい人は、導入を検討してみてはいかがでしょうか?
文:Jun Fukunaga
Audialab「Emergent Drums」
https://audialab.com/