2022.12.05

iZotopeが音源リファレンスアプリ「Audiolens」を発表。AIアシスタントと協力して理想のマスタリングやミキシングの再現が可能に

AIアシスタントを搭載したマスタリングツール「Ozone」やミキシングツール「Neutron」で人気を博すiZotopeが、新製品となる「Audiolens」を発表しました。

Audiolensは、ストリーミングプラットフォームや手持ちの音源を分析し、そのリファレンスが簡単に行えるようにするデスクトップアプリ。リファレンスしたい音源を再生すると、音質特性データを収集しながら比較や参照をするのに役立つ音のビジュアルデータを表示してくれます。

またリファレンスしたデータをターゲットライブラリに保存することで、いつでもアクセス可能なパーソナルカタログの作成も可能。ターゲットライブラリに名前を付けておけば、マッチさせたいリファレンス音源をすぐに見つけてトータルバランスの比較をすることができます。

さらにOzone 10やNeutron 4との連携も可能。それらのプラグインに搭載されているAIアシスタントと協力しながらマスタリングやミックスを仕上げることができます。

Ozone 10を使ってマスタリングする場合、Audiolensで保存したリファレンスターゲット(リファレンスしたデータ)は自動的にOzone 10のターゲットライブラリに反映され、マスター音源とリファレンス音源を視覚的に比較可能。またAIを搭載したマスターアシスタント機能を使って、音色、ダイナミクス、音の広がりのプロファイルをリファレンスにマッチさせた後、アシスタントビューでマスタリングの仕上がりを調節することができます。

Neutron 4を使ってミックスする場合も、保存したリファレンスターゲットは自動的にNeutron 4のターゲットライブラリに反映され、Neutron 4のアシスタント機能によって分析されます。そこからリファレンス音源の特性を自分のミックスとマッチさせることで、ベースをより明瞭にする、スネアを明るくする、ハイハットの抜けをよくするといったことが可能になるほか、アシスタントビューからミックスを調節することでより洗練されたサウンドに仕上げていくことが可能です。

これまで多くの音楽クリエイターにとって、マスタリングやミックスのクオリティを高めていくことは難易度が高い作業でした。Audiolensと先述のAIアシスタント搭載ツールを組み合わせて使うことで、自分が理想とするミックスやマスタリングの仕上がりを手軽に再現できるようになったことは朗報だと言えるでしょう。

なお、Audiolensは通常価格15,300円(税込)のところ、2023年1月10日までイントロ価格の3,900円(税込)で購入可能です。ミックスやマスタリングの仕上げに悩んでいる人は、ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

文:Jun Fukunaga

iZotope「Audiolens」
https://www.izotope.jp/jp/products/audiolens/