
楽曲発見アプリShazamにコンサート発見機能が追加! イベント情報プラットフォーム「Bandsintown」と連携で
Appleが提供する音声認識アプリ「Shazam」に、新機能として音楽コンサート発見機能が追加されました。
この機能には、6,800万人以上の音楽ファンと56万人のアーティスト、マネージャー、レーベル、ブッキングエージェントにサービスを提供するイベント情報プラットフォーム「Bandsintown」のコンサート情報が活用されています。
これによりShazamアプリで楽曲を検索すると、近日中に開催されるコンサート情報やチケットの販売情報も表示されるようになりました。
また、ユーザーはShazamアーティストページにアクセスして、今後のライブの日時や場所を調べることができるほか、任意のコンサートをタップしてツアー情報を追加表示させたり、ライブの詳細の共有や日程をカレンダーに追加することもできます。
一方、Bandsintownのアーティスト向けサービス、Bandsintown For Artistsを利用すると、Shazamからツアー情報を検索することもできます。
現在、Shazamは2億2500万人以上の月間アクティブユーザーを抱えており、楽曲認識回数は月間10億回以上を記録。創業以来の累計で見ると楽曲認識回数は500億回以上となります。
今回の音楽コンサート発見機能について、Apple MusicおよびBeats担当副社長であるOliver Schusser氏は、「ライブミュージックの復活に伴い、Shazamユーザーにコンサート情報を提供することでアーティストがより見つかりやすくなることをうれしく思います」とコメント。
また、BandsintownのマネージングパートナーのFabrice Sergent氏は「ライブミュージックが復活した今、私たちはアーティストのライブをより多くの人に知ってもらうことを使命としています。音楽ライブを欲するファンからの抑圧されてきた需要は、今ではツアー中のアーティストによるライブによって満たされています」と述べています。
今後は音楽検索目的だけでなく、アーティストとファンを繋ぐプラットフォームとしてもShazamの利用価値が上昇していくことになりそうです。
文:Soundmain編集部
【参考サイト】
Apple’s music recognition app Shazam is also a concert discovery platform now – Music Business Worldwide
https://www.musicbusinessworldwide.com/apples-music-recognition-app-shazam-is-also-a-concert-discovery-platform-now/