
ジェイムス・ブレイクがAI音楽生成アプリとコラボ。就寝前のリラクゼーション音楽のためのステムを提供
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ジェイムス・ブレイクとAI音楽生成アプリを開発・提供するEndelがコラボし、Apple TV向けの新たなプロジェクト「Wind Down」を発表しました。
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Wind Downは、“副交感神経を活性化し、体を安らかな状態に導き、心を睡眠に備える”というもの。“眠りに落ちる前の2時間に焦点を当てることで、就寝のルーティーンを再定義することを目的としたアダプティブサウンドスケープ”と説明されています。
Apple TVユーザーが睡眠の2時間前からEndelの音楽アプリを使い始めると、AIがJames Blake提供のステムから自動で音楽を生成します。
Wind Downについて、EndelのCEO・Oleg Stavitsky氏は、「ベッドに入り、眠りにつこうとする前の2時間は、全体的な休息にとっても非常に重要です。1日の疲れを癒し、いつもと違う心身の状態へ移行する必要があります。そのために副交感神経を活性化させる音色と音階をWind Downに搭載しました。本来、身体は自然にそうなるものですが、時にはそこに到達するために特別なサポートが必要になるのです」と述べています。
Wind DownはApple TVでのみ利用可能ですが、Endelの公式YouTubeで20分ぶんの試聴が可能です。
また、Endelはこれまでにリッチー・ホゥティン、グライムスともコラボし、AIによる集中力を高めるための音源や子守唄音源を発表しています。
高い作家性を持つミュージシャンが、AIと協働することで実用的なリラグゼーションミュージックの生成に貢献するというこの事例。AI×音楽の向かうひとつの方向性と言えそうです。
文:Soundmain編集部
【参考サイト】
James Blake and Endel launch new sleep aid project | DJMag.com
https://djmag.com/tech/james-blake-and-endel-launch-new-sleep-aid-project