
仮想空間プロジェクト「ReVers3:x」始動。ソニーの最先端技術を活用し、全世界に向けXRライブ配信
ソニー・ミュージックレーベルズが新たな仮想空間プロジェクト「ReVers3:x(リバースクロス)」を始動させることを発表しました。
ソニーの最新技術を活用したグループ横断の取り組みとなる「ReVers3:x」は、独自に制作した仮想空間を舞台に様々なアーティストのライブを楽しむことができるショートライブプロジェクト。
「ReVers3:x」では2022年3月から開始する1stシーズンの第1弾として、3月3日(木)22時よりラッパーのKEIJUによるXRライブを仮想空間上に作られた東京のストリートに設置されたステージから全世界に配信します。
MomentTokyo、REZ&、huezといったクリエイティブチームの協力のもと独自に制作された仮想空間内には、先鋭の若手クリエイターを抱えるOFBYFOR TOKYOのデジタルアーティストによるアートも配置。音楽のみならず、空間としても楽しめるコンテンツとなっており、その世界観を垣間見ることのできるティザー映像も公開中です。
世界最高品質のソニーのボリュメトリック撮影スタジオ「Volumetric Capture Studio Tokyo」で撮影が実施された今回のライブでは、スタジオを取り囲む数十台のカメラで撮影した実在の人物や場所を3次元のデジタルデータに変換し、任意の方向から見た3D映像として高画質に再現できる「ボリュメトリックキャプチャ技術」を活用。
また、ソニーのカメラによる4K撮影に加え、MomentTokyoによるUnreal Engineを活用した仮想空間の中、大型フェスでも活躍するVJチーム・REZの仮想空間内での照明・VJ演出によって、通常のバーチャル音楽ライブとは別次元の高精細な品質が実現。ライブハウスからの配信中継などにはない、ウェブ上だからこそできるライブ演出が体験できるとのことです。
ReVers3:xは、今後も不定期にHIPHOPアーティストを中心としたXRライブの配信を予定。様々なカルチャーの交差点として仮想空間上でのエンタテインメントを発信していくといいます。
最近ではVR、ARなどバーチャル領域にもアーティストの可能性が広がっています。
今後、VRやXRのテクノロジーを取り入れたパフォーマンスにチャレンジしてみたいと考えている音楽クリエイターの皆さんは、ReVers3:xの取り組みをチェックしてみてはいかがでしょうか?
文:Soundmain編集部
「ReVers3:x」第1弾開催概要
日程:2022年3月3日(木)22:00
「ReVers3:x」 Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCIhFxvd6YkutchugsFqpbzA
「ReVers3:x」本編URL
https://youtu.be/DboG74wW7_0