
Pioneer DJより、最新DJコントローラー「DDJ-REV1」と「DDJ-REV7」が発売
Pioneer DJがDJソフト「Serato DJ Pro」対応のスクラッチスタイル2ch DJコントローラーの「DDJ-REV」シリーズ2モデル「DDJ-REV1」と「DDJ-REV7」を発売します。
DDJ-REVシリーズは、プロDJ向けの「DJM-Sシリーズ」ミキサーと「PLXシリーズ」ターンテーブルを組み合わせたレイアウトが特徴です。また、Pioneer DJのDJコントローラーとしては初めてTEMPO SLIDERを縦置きしたターンテーブルと同じデッキ上部に水平に配置し、ミキサー部にはDJM-Sシリーズと同様にPERFORMANCE PADSとLEVER FXが搭載されています。
バトルDJのようなスクラッチやクイックミックスを楽しめるDDJ-REV1では、ジョグサイズがPioneer DJの同クラスのDJコントローラーよりもさらに大きく、精度の高いスクラッチが可能です。スクラッチの開始位置をHOT CUEに設定することで、ジョグの折り返し動作時やジョグから手を離した瞬間に自動的にスクラッチの頭出しの位置に楽曲が戻るRACKING SCRATCHという機能が搭載されているほか、初心者でもクロスフェーダーによるカット動作パターンがアサインされたパッドを押すだけで、簡単にプロ並みのスクラッチが再現可能です。

またマイクを本機に直接接続すれば、マイク音声をサウンドカードやミキサーを介さずPC/Macに入力できるので、ストリーミング配信にも簡単に加えることができるため、これからスクラッチやクイックミックスを中心としたDJプレイを始めようと思っている人や、自分のセットをストリーミングで配信したいと思っている人にとって最適なモデルになっています。

一方DDJ-REV7は、パーティーやイベントなどのさまざまなシーンに持ち運びやすいデザインでありながら、プロフェッショナルな演奏に対応。音に直接触れているかのような感覚でコントロールができる新規開発のON JOG DISPLAY付きモーター駆動ジョグの搭載により、アナログターンテーブルを操作するような感覚でDJプレイが楽しめます。
7インチのモーター駆動のVINYLIZED JOGは、好みに合わせてトルクを調整することができ、スリップシートも好みのものに交換することが可能。また、最適なチューニングが施されたアクリルのトッププレートは、より快適なスクラッチ操作を実現します。

各ジョグに搭載された3.5インチON JOG DISPLAYは、パフォーマンス中にどの角度からでも波形情報、HOT CUEや楽曲再生位置を確認することができる設計で、モード設定によって様々な楽曲情報の表示が可能。さらにPioneer DJの他モデルでも好評のMAGVEL FADER PROは、激しいスクラッチパフォーマンスにも耐えられる高い耐久性を備えています。

そのほかにボタンを押すだけで、いつでも瞬時に4種類のオリジナルスクラッチ音源を呼び出すことができるINSTANT SCRATCHモード、ダイナミックに楽曲のトランジションを演出することができる強力な計22種類のBEAT FXや5種類のSOUND COLOR FXも搭載。
さらにフラッグシップモデル同等のESS DAC採用により、Pioneer DJのプロ向け機種「CDJ-3000」の設計時に培ったノイズ対策技術を駆使したことで、同社DJコントローラー史上最も高い音質を実現している点にも注目です。
DDJ-REV1の発売日は近日発表予定。DDJ-REV7の発売日は2022年2月上旬と予定されています。
DDJ-REV1
製品情報:https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/controller/ddj-rev1/black/overview/
DDJ-REV7
製品情報:https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/controller/ddj-rev7/black/overview/
文:Soundmain編集部