2022.01.21

Rolandが設立50周年を記念し、 音楽史に残る数々の製品を振り返る特設サイトを公開

TR-808、TR-909、TB-303、JUPITER-8、JUNO-106など、これまでに数々の名機と呼ばれる音楽機材を発表してきたRoland。今年4月に設立50周年を迎えることを記念し、特設サイト「Roland at 50」を公開しました。

このサイトでは、Rolandの歩みでもある1970年代から2020年代までの50年の歴史のなかで、新しい音楽や文化を生み出したアーティストを称えるとともに、80年代に生まれた先述の伝説的な機材から、2010年代に発表された近年のヒット製品「AIRA TR-8」や「SYSTEM-8」、伝説的な機材を小型サイズで再現した「ROLAND BOUTIQUE SERIES」、さらには2020年代に入ってから発表された最新のソフトシンセ「ZENOLOGY」、オーディオレコーディングアプリ「ZENTRACKER」まで、各時代の音楽シーンに影響を与えた180機種以上の製品が紹介されています。

また同サイトでは、「名曲のサウンドに迫る:“Take On Me” by a-ha」や「タイムマシン:Neil Peart氏の想い出」、「TR-606 Drumatix 絶えることない存在感」、「ローランド・サンプラーの歴史」など、アーティストやクリエイターに創造性とインスピレーションを与えたローランド製品のストーリーを知ることができる音楽ファン垂涎のマニアックなコンテンツも用意。各年代において発表された代表的な機材から、それを使ったアーティストやクリエイター、さらにはその機材によって作られた代表的な楽曲までを一挙にチェックすることができます。

「Roland at 50」より

今回の特設サイト公開に際し、Rolandの代表取締役社長三木純一氏は以下のように述べています。

 当社は1972年の創業以来、電子楽器専業のメーカーとして、さまざまな楽器ジャンルにおいて高品質な製品を開発し続け、世界中の音楽愛好家に知られるブランドを確立してまいりました。そして今年2022年、ローランドはついに50年の節目を迎えることができました。これもひとえに我々の楽器を支えてくださった関係者やファンの皆さまのご支援があってのこその歴史です。
 音楽のすばらしさは、その喜びを多くの人と共有し、広げられることです。音楽や映像を通じて、国境を越えた人々とつながる無限の可能性。そのような「ワクワクする創造体験」を、一人でも多くの方に楽しんでいただくことがローランドの願いです。
 プロ・アーティストからアマチュアのお客様まで、すべての音楽ファンや映像クリエーターの皆さまと創造の喜びを分かち合い、これからも共感され愛される企業であり続けるように、ローランドは全社員の力を結集し常にベストを尽くしてまいります。

なおRolandでは、2022年中に創業50年を記念する製品の発売も計画しており、創立記念日である2022年4月18日に記念モデル第1弾を特設サイトで発表予定とのこと。

創業50年に関する今後の活動予定や記念モデルに関する最新情報は、特設サイトからメールアドレスを登録しておくことで入手可能です。

Roland at 50
https://www.roland.com/jp/roland-50th-anniversary/

文:Soundmain編集部