2022.01.07

Twitterが音声ライブ機能「スペース」への参加者を選択できる機能をテスト中

Twitterが、昨年リリースした音声ライブ機能「スペース(Spaces)」に関して、ホストがルームにアクセスできるユーザーを選択できる機能をテストしていることがわかりました。

従来のスペースでは、ルーム内で発言を行う場合ホストからの招待許可が必要となる一方で、音声を聴くだけの場合は全てのユーザーがリスナーとして参加することができました。

しかし、今回発見された新機能では、スペース内で自らがホストとして、ルームを作成する際、「誰でも参加可能」、「招待したユーザーのみ」、「フォロワー内限定」というように他のユーザーの参加を制限することが可能になると見られています。

SNSにおける音声ライブ機能は、Twitter以外にも昨年、Clubhouseが一時ここ日本でも大きな注目を集めたほか、Spotifyが同様の機能を持つ「Greenroom」を発表しています。音楽クリエイターとしては、自身の音楽制作スキルを語る、音声ライナーノーツをライブ配信するなど、ファンとのコミュニケーションを深めていくための方法が考えられます。

なお、Media Inovationは、このスペースへのアクセス制限機能について、スーパーフォロワー限定のスペースを開いたり、フォロワー限定の新着情報をシェアしたりといったことが可能になり、クリエイターや企業による多彩なブランド戦略が期待できるとの見解を示しています。

すでにTwitter スペースを使って、自分の音楽や活動を広げていくことに取り組んでいる人は、新機能の続報に注目していきましょう。

文:Soundmain編集部

【参考サイト】

Twitter、音声ライブ「スペース」へのアクセスを制限する新オプションをテスト中か | Media Innovation
https://media-innovation.jp/2022/01/05/twitter-testing-new-options-to-restrict-spaces-access-to-smaller-groups/